よくある質問
FAQ
導入検討編
Q.
パーツフィーダーのメリットは?
A.
部品の向きを揃えたり組付けの自動化や、生産ラインの効率化・省力化の効果があります。
特殊な形状の部品や細かい部品にはもちろん、整理や組付けだけでなく不良品選別など幅広い作業に対応可能です。専用の設計製作機を導入するよりも、多くの場合では短納期・省スペースで同様の効果が得られます。また、使用していないパーツフィーダーのボウル部のみを製作することで低コスト化にも貢献可能です。
Q.
どんな場合に導入されますか?
A.
製造工程の省人化、合理化、危険工程の無人化、単純作業の自動化、組み立て工程、検査工程、加工工程など、あらゆる製造工程の原価低減策として導入されています。また、検査工程の人的ミス予防策として導入されるケースも多いです。
Q.
パーツフィーダーの仕組みは?
A.
パーツフィーダーとは、各種ワーク(部品・部材)を入れたボウルに振動を加えることで自動的にワークを一定の姿勢に整列させて、組立機や包装機、検査機など次の工程に供給する「自動部品供給装置」です。
Q.
どのような部品に使われますか?
A.
金属部品や樹脂製品、電子電気パーツなど。部品だけでなく食品や薬品の定量供給にも使われています。
Q.
どういう工程に使われますか?
A.
不良品の選定。向きを揃えた安定供給。定数供給。2つの部品を組み合わせて供給することも可能です。
Q.
ひとまず、急ぎで見積りがほしいのですが。
A.
お急ぎの見積りや、ユーザー様へのご同行商談、導入提案など、お気軽にご連絡ください。
Q.
見積りや質問・相談は無料でしょうか?
A.
パーツフィーダーに対するご質問やお見積り・ご相談等は無料で、対応させていただきます。
Q.
パーツフィーダーの価格は何で決まりますか?
A.
フィーダーのサイズやタイプ。ワークの供給姿勢などが大きく関係します。お客様のご要望される仕様により値段は、変わってまいります。簡単な仕様をお聞かせいただければ、概算価格ををご提示させていただきます。
Q.
極力、安価に購入したいのですが?
A.
中古や使用しなくなったパーツフィーダーを改造、修繕したり、弊社でストックしている中古機で、安価にご提供することも可能です。
Q.
お客様が、パーツフィーダー購入を検討していますが、あまり詳しくないため困っています。
A.
見積り、同行商談・交渉など全面サポートさせていただきます。
Q.
供給が難しいワークはありますか?
A.
サイズや形が不揃いなワーク。または、同形状で裏表を判定したい場合はパーツフィーダだけで難しいため高機能カメラも導入します。
Q.
発注から納品までどのくらいの期間が必要ですか?
A.
ご注文後40日から45日が標準となります。お急ぎの場合は納期短縮致しますので、その旨お申し伝えください。
Q.
パーツフィーダーのメーカー指定が有るのですが、対応できますか?
A.
問題ありません。
Q.
海外で利用することや、移設は可能ですか?
A.
CEなど海外の各規格に合わせたパーツフィーダーの制作が可能です。また、既存のパーツフィーダーを海外に移設する為の整備・調整いたします。
Q.
製造完了後の立ち会いは必要となりますか?
A.
通常は必要ありません。
製品出荷前に、弊社で十分な調整、メンテナンスして納品させていただきます。導入時、納品後のフォローもさせていただきます。
Q.
小型のパーツフィーダーはありますか?
A.
最小径はΦ90mmから製作が可能です。
Q.
ワークの姿勢とはなんですか?
A.
整列供給する際に、ワークの「前後」「左右」「表裏」を指定したワークの向きの事です。
Q.
食品にも利用可能ですか?
A.
個体であれば可能です。
振動や衝撃による食品へのキズ、欠け、割れが発生する場合があるので、確認しつつ製作します。
Q.
高速フィーダーではどれくらいの速度で切り出しできますか?
A.
振動式であれば毎分6m〜8mです。モーター回転式であれば毎分30m~40mです。
Q.
パーツフィーダーの種類は?
A.
一般に使用されているパーツフィーダーは、「振動式フィーダー」「非振動フィーダー」「振動式フィーダーと非振動フィーダーの複合フィーダー」「円盤回転フィーダー」の5種類を主に指します。その他「掻き揚げ式」「ドラム回転式」など機械要素を複合したものもございます。
Q.
パーツフィーダーの調整方法は?
A.
振動調整用コントローラーにある電圧ボリュームと周波数ボリュームで適性振動に調整します。振動機側では、板バネ枚数、厚さ、電磁コイル鉄心隙間ギャップで物理的に調整することも可能です。
Q.
フィーダーの回転数は?
A.
全波式と半波式があり、全波式は60Hzで毎分3600回、50Hzで3000回です。
半波式は、その半分の振動となります。
保守・メンテナンス編
Q.
他社メーカーのパーツフィーダーの故障を見てもらうことは可能でしょうか?
A.
可能です。コーティング、シートの張替・ボウルのみの交換等、修理・メンテナンスさせていただきます。
Q.
休日にメンテナンスをお願いしたいのですが?
A.
休日、年末年始・ゴールデンウィーク・夏季休暇期間を利用したメンテナンスを行っていただくことができます。
仕様編
Q.
形状の異なる複数のワークを共用したいのですが、1つのパーツフィーダーで対応可能でしょうか?
A.
可能です。多数実績がございますので、お気軽にご相談ください。
同一形状のワークはもちろん、異形状であっても、段取替えによってほとんどのワークが共用化可能です。段取替えについても、最小限の調整・工数によって運用できる様にご提案させていただきます。
※11種のワークを、段取替えを自動化し、共用した例もございます。
Q.
ワークの検査機を検討しています。どのような方法が、ありますか?
A.
ゲージによる物理的検査で、ワークの縦、横、厚みなどの寸法検査など、全数検査することが可能です。もちろん、レーザーセンサ 画像センサなども可能ですが、極力低予算での実現をご提案いたします。
(例)パーツフィーダーのみで検査できます ※ワーク外観寸法全数検査パーツフィーダー
Q.
現行の設備のパーツフィーダーだけを、入れ替えたいのですが対応可能でしょうか?
A.
対応可能です。仕様の確認をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
Q.
既設ボウルの改造は可能ですか?
A.
対応可能です。仕様の確認をさせていただき、最適なご提案をさせていただきます。
Q.
油脂が付着している製品(ワーク)には対応可能ですか?
A.
対応可能です。油脂の量により、対処方法が異なって参りますので、ご相談いただければ最適な対応をご提案いたします。
Q.
直進フィーダーの振動が弱くなってきたのですが?
A.
ゴム足や、バネの経年劣化等が考えられます。また、移設などによる設置環境などの影響もございますので、ケースに応じて対応させていただきます。
Q.
選別部分に詰まったり、供給能力が劣ってきているのですが?
A.
長年の使用で経年劣化や、油・ゴミなどの汚れがボール(ボウル)にこびりついてワークがトラックを上がってこないという現象が起きていることが考えられます。
状態をお伺いし、ケースに応じた対応をさせていただきます。
Q.
ボウルの素材はなんですか?
A.
供給するワークにより異なりますが、ステンレスやアルミ鋳造、アルミ削り出しなどが主に使われています。
Q.
油分のあるワークをパーツフィーダーで送る事はできますか?
A.
問題なく送ることができます。
搬送面をワーク表面状態、油分、油性質に合わせた表面処理加工を施す事で搬送可能となります。
対策編
Q.
キズ防止はどんな対策がありますか?
A.
ワーク接触部への緩衝材ライニング、コーティングによってキズ防止をしています。(ウレタン、テフロン、ゴム、合皮、鹿革など)ワーク同士の接触によるキズは、ワークの投入方法や選別方法によって軽減させています。
Q.
静電気による詰まり
A.
樹脂やゴム製品など、帯電性のあるワークは、静電気により選別供給不良となる場合があります。ボール(ボウル)内を除電表面処理することによる対応などがございますので、テスト、評価により対応させていただきます。
Q.
上りが悪い
A.
表面ウレタンコーディングやバネの劣化により、適正処理が伝わっていない場合がございます。複合的要因も考えられますので、調査のうえ対策させていただきます。
Q.
騒音対策
A.
パーツフィーダーでの騒音は、ワーク同士がボール(ボウル)内でぶつかり合う時に発生する騒音が原因です。パーツフィーダー全面を防音カバーで囲む対策や、低騒音、無振動のパーツフィーダーをご提案することも可能です。
Q.
チョコ停防止
A.
摩耗などによる経年劣化による要因となる場合や、選別方法の設計に問題がある場合があります。他社様のパーツフィーダーでも状況や状態を見て、最適な提案をさせていただきます。
パーツフィーダーに関することなら、何でもご相談ください。