パーツフィーダー活用事例
WORKS
作業する人のために部品を並べるパーツフィーダー
箱の中にバラ積みされた部品を人の手で選り分けるといった、時間も人件費もかかる作業をパーツフィーダーを導入することで効率化することが可能です。
一定の速度で、整列された部品を流す事で、目視検査や不良品選定を より正確でスピーディに行う事ができるようになります。 小さな工場や工程が頻繁に変わる工場などで、「半自動」手段として使われています。
パーツフィーダーの導入で作業効率化
もともとは製造工程の一部として、ロボットや成形装置に部品を供給するために使われるパーツフィーダーですが、近年 「作業をする人に供給したい」という要望が増え、人のためのパーツフィーダーも注目されています。今は人が作業をするけど、ゆくゆくはカメラを使った画像検査機器を導入する様な場合でもご検討いただけます。
半自動という考え方
機械+人=半自動
機械が得意な部分は機械に任せ、機械が苦手とする部分は人が行う「半自動」「一部自動」という考え方。
製造工程のすべてを自動化するのではなく、一部だけ自動化し 後は人の手や目で行う事で、導入コストを抑え効率化する事ができます。
「全部を自動化する気はない」「大掛かりな装置はいらない」「今より少しだけ作業を効率化したい」といった場合には半自動をおすすめいたします。
活用事例 1目視検査装置
パーツフィーダーで整列させ、人の目で検査する。
上下を揃えて自動的に整列されるので、目視検査を正確かつスピーディーに行うことができるようになり、目視検査工程を効率化できます。
※機械を止めなくても人の手で取り除けるくらいの速さまで供給スピード下げる事も可能です。
活用事例 2不良品の選別
外観寸法検査 パーツフィーダー
ワーク(部品・製品)のタテ、ヨコ、高さ、全ての寸法をパーツフィーダーのみで高速かつ、高精度に検査できます。
異品混入検査 パーツフィーダー
目視では、判別が難しい類似した形状のワーク(部品・製品)を選別し、正規品のみを供給します。
- 一度セットしてしまえば、後は不良品を取り除く作業のみ。(目視検査の場合)
- 部品を反転する事もできますので、裏面の検査も可能。
- 手間を減らす事で人手不足を解消
- 人的エラーを減らし、生産効率UP
- カメラによる画像処理と比べ、投資コストを抑え導入できる。
- 机の上に広げる手作業での検査と比べ、効率が良い
作業をする人が「部品の向きを確認し、同時に不良品を省き、問題がなければ組み付ける」という複数の作業を1度に行っていたり、机の上に広げた製品を手作業で目視検査をすると手間もかかりますし、人的エラーも起こりやすくなります。
パーツフィーダー(自動供給機) は、アイディア次第でいろいろな作業に使う事ができます。
「特殊な形状の製品、細かい部品を並べるパーツフィーダーを製作できますか?」という、お問い合わせをよくいただきます。 整列・供給したいワークをお送りください。試作機製作などにより最適な見積り、提案をさせていただきます。
お気軽にご相談下さい。
パーツフィーダーに関することなら、何でもご相談ください。